R.I.P.

R.I.P.
作詞・作曲 LIBOO

もうあれから随分 気付けば時は流れた
無意識に過去に被せていたメッキは剥がれた
遠い気がしないのは あなたを忘れたことがないから
忘れられるわけがないから
あなたが欲しがった 未来や夢は 暑すぎたあの夏の日にそっと飛散した
無念を愛せなかったあの頃の自分は ただただあなたを想って悲観した
重力に身を委ねようとする涙を目を閉じることで押さえ付けて
旅立とうとするあなたを直視はできないままで 瞼の裏側を見つめたままで
無力感や喪失感が鳴らす泣き声を 浴びながらただ立ち尽くす
なぁ聞こえる?
無神論者だけれど もしも神がいるとしたなら
分からず屋の馬鹿だと毒づく舌が鳴る

生きていられる喜びを あなたを想い噛みしめるよ
思ってるよりも死は遠くない 気づくのはいつでも遅くない

あなたが辿り着けなかった時間を生きる
あなたに触れたかもしれない風を切る
できるだけ笑顔で生きていこうと思う
泣き顔なんて見たってつまらないだろう だろ?
あなたがいた頃のように馬鹿やって 笑って
心の中でだけそっと泣いて また笑って
いつになるかわからないし バラバラだろうけど
平等にみんなそこに逝く 空の向こうへと
涙は悲しみじゃなく 喜びに使おう
悲しみの輪郭をぼやけさせたくはないから
辛いを言い訳にして受け入れられずに
あなたを放置しておくわけにはいかないから
私が受けた悲しみなどあなたと比べたら ほんの些細なこと
運命をすかせたら・・・
絶対的な終焉が目前に迫りながらも 涙一つ見せなかった あなたを想う

できるだけ笑顔で大切に生きていくから

思ってるよりも死は遠くない 気づくのはいつでも遅くない
できるだけ笑顔で大切に生きていくから そう あなたの分だって

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