4週間のケトジェニック(糖質制限)ダイエットをでわかったメリット・デメリット4つずつ。

1月の半ばから4週間弱、糖質制限の中でも一番糖質を減らす、ケトジェニックダイエットを行いました。
トレーニングをしてる内に、試してみたくなったんだよね。
その中で感じたメリット・デメリットをまとめてみました。

そもそもケトジェニックダイエットって?

「そもそもケトジェニックダイエットって?」方もいますよね。

ケトン体ダイエットとは、ケトジェニックダイエットとも呼ばれ、簡単にいうとケトーシスの状態になるくらい脂質を多く、炭水化物を少なく摂取する食事方法のことを指す。

ケトジェニックダイエットの大きな5つの誤解(https://womenshealth-jp.com/a-keto-diet-20180305/

今回やるにあたり、それこそ動画やら本やら読み漁り、かなり理論武装して挑み、一日のカロリーを、糖質は20g以下、タンパク質を体重×2、脂質を200g前後で摂取することにしました。
そして、運動は週に3〜4回、高重量を用いたワークアウトを行い、有酸素は気が向いたら行う感じでした。
実際やってみてのメリット・デメリットを折角なので書いてみたいと思います。

メリット

脂肪は減る。

今回は筋肉量を減らさない意識が強くあり、急激な体重の減少はないものの、着実に体重は減り続けました。
2年前に糖質制限をやった時には、かなりの勢いで体重が減少したんですが、あれは大分筋肉量も落ちたんだろうな。。。
派手な体重減少こそないものの、ウエストは大分減り、背中周りも引き締まったのか、アウターを着た時にあったパツンパツン感がなくなりました。

空腹感がない

というよりデメリットの方でも後記しますが、食べるのが億劫になります。空腹感はないけれど、カロリー自体は摂らなきゃいけないし、タンパク質等も摂らなきゃいけない。
そういう感覚で食事するのは初めてだったかもしれない。
カロリー不足を補うために、MCTオイルをコーヒーと一緒にやたらと飲んでました。

脳がクリアになった感覚

よく糖質制限の話をする時に、「脳が栄養として使えるのはブドウ糖しかない」なんて話も聞きますが、山本義徳氏の著書を参考にし、迅速にケトーシス、ケトン体を主に活用する状態になる方法を実践したからか、頭がぼーっとしたように感じたのは最初の2日ほどで、その後はむしろ思考もクリアになった感覚がありました。
私はよく喋るんですが、トークのキレも増した気がしました(完全に当社比)。
脳にメモリを追加したような、サクサク思考が巡る実感がありました。

髪質・肌質が良くなる

十分な脂質によるものか、脂質によりホルモンの生成が容易になりバランスが良くなったからなのか分かりませんが、髪質・肌質が良くなりました。
脂質の摂取は多いのに、ベタベタ感が減りました。そもそも壮絶なくせっ毛ですが、多少まとまりやすくなり、柔らかくなりました。肌のモチモチ感も増えた気がします。
トレーニング+ケットジェニックは成長ホルモンの分泌に一役買うのかもしれません。

デメリット

それではそろそろデメリットを。。。

食費がかなりかかる、そして単調になる

炭水化物って安いんですよ。一人暮らしでも米は実家から貰うもので十分で、買ったこともないレベル。パスタにしてもパンにしても、うどんも蕎麦も、自炊してる限り安価にカロリーを摂りやすい。(だからこそ太りやすくもあるんですが)。
ケトジェニックとなるとそうは行きません。今まで炭水化物で摂取していたカロリーを、タンパク質と脂質を多く含む肉類、卵など摂る必要があるので、食費が跳ね上がります。
その上、一日糖質20gのためには調味料にも気をつけないと達成できないので、基本的に味付けは塩コショウ、マヨネーズに限られてきます。
かなり食事メニューが単調になり飽きます。どんな食べ物でも、ずっと食べてたら絶対飽きる。

トレーニングのテンションが上がりづらい

そもそもトレーニーとして初心者レベルなので、ケトジェニックにすることでベンチプレスの重量やスクワットの重量が落ちた、ということはありませんでした。
ただ、疲れなどもあまりない代わりに、パンプ感もなく、追い込めてるはずなんだけど、実感も湧かない、不思議な感じがありました。

出先で食べれるものが少ない

これが一番困りものでした。ケトジェニック中、2日間ライブイベントがあり、その間にサクッと食べれるものがほんとにない。
通常だと軽く蕎麦でも、おにぎりでも、色々あるんだけど、ケトジェニック中の外食となるとステーキや焼き肉、焼き鳥のようなメニューになってくるため、ちょっと食べに行く、が困難です。

食べるのが嫌になる

メリットで「空腹感がない」と書きましたが、とにかく食べるのが億劫になります。
基礎代謝分のカロリーを「摂らなきゃいけない」と思いながら、単調なメニューを食べるのは中々辛いものがありました。
時々国産のサーロインステーキ等、織り交ぜてみましたが、やはりそこは肉。
カロリーを摂るのがこんなに大変なんだと身に沁みました。

あとがき

実際やってみて思ったのは、体調とかはむしろ良かったし、効果はとてもあるけれど、中々日本国内で実践するのは難しいなということ。糖質の摂り過ぎは良くないけれど、カーボ少なめにPFCバランスを管理しながら、バランス良くっていうのがやはり一番で、応用もしやすいなと感じました。
もし、誰かの参考になれば。
それでは☆

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